October 06, 2006

'07 Spring/Summer 展示会レポート(もう一発)

またしても、行って来ました'07 S/S展。

今回は
 MofM (man of moods)
 Genetic Manipulation
 TEN-RIGHT
 SV-1002/a
 PHONO
の訪問。

MofM (man of moods)
 30年代パリで活躍した写真家
 Brassaiからインスピレーションを
 受けたコレクション。
 夜の街にスイングジャズの
 リズムが聞こえてきそうな
 オールドフレンチなムードが
 漂うコレクション。
 
 トレンドではあるけれど
 最近アリガチな倦怠感のある
 テイストとは全く違った切り口で
 提案がなされていて
 個人的には高く評価したい。

 バイヤーとしての目には、かなり新鮮に見えたので
 かなり長い時間、展示会場にいたと思う。


Genetic Manipulation
 以前より、ちょっと気になるブランドだったので
 コレクションを拝見できたのは、大変ラッキーだったと思う。
 今回のコレクションはイスラム文化の香りのするテイスト。
 アラベスク模様や刺繍、織柄を多様し
 他では見ないテイストのコレクション。
 現トレンドの次を匂わせたニュアンスを感じた。

 また、デザイナーさんとお話しているうちに
 いろいろな意外な繋がりが明らかに(笑)!
 

PHONO
 以前、オファーを頂いていて、今回具体的な商談に。
 ハイクオリティなのに、買いやすいプライスゾーンが
 魅力のブランド。
 11月中~下旬頃よりカットソーを中心に展開予定。


TEN-EIGHT
 着潰せるリアルクロージングをコンセプトにしたブランド。
 新しくても、使って風合いが出ても、それが良さとなるアイテムの
 コレクション。


SV-1002/a
 TEN-EIGHTと当会場で行われており、ファッション好きが作った
 ファッションをテーマにした初回のコレクション。
 デザイナーさんにお会いしてビックリ!
 なんと面識のある方で独立してブランドを立ち上げたという事。

いろいろな展示会を周ってみての感想だが、正直言って、普通のリアルクロージングを作るという技術は、一部のブランドを除き、どのブランドもほぼ互角。 つまり、ある程度しっかりしたブランドを買っていれば無難だし、ハズレはない。 こんなことを言うと購入する側はサメてしまうかも知れないが、来期のS/Sを購入しようと思い、ショップを見て周ったとき、そう思うだろう。

MofM福山さんも言っていた事だが、その技術を独自のスタイルとして、テイストとして、味付けしていくかがミソになっているのではないか。

国内外を含め多数のブランドが氾濫しているが、そんなに同じような服がいつまでも売れる時代でもない。
訴えかける力や個性を主張する力のある突出したモノをリアルクロージングとしてセレクトし、展開していきたいと思う。

それがRock Steadyのスタイルだから。

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June 20, 2006

違い~ランニング?タンクトップ?

先日のこと
お店の前で通りすがりのお婆ちゃんに
「暑かけんランニング着とーしゃっとね。
 あーたんとこ良かランニングのあっとたいね~」
 ※ 標準語訳:暑いからランニング着てるんですね。
          あなたのところには良いランニングがありますね。
…なんて言われて、
「ランニングじゃなくて、タンクトップなんだけど…」と思いつつ苦笑い。


さて、そのお婆ちゃんがこのブログを見ているかどうかは不明だが
「ランニング」と「タンクトップ」どう違うのか?


実感できるのが、ネットの画像検索。
「ランニング」と「タンクトップ」では
出てくる画像の雰囲気は大きく違う。
断然「タンクトップ」の方がオシャレ度が高い。

「ランニング(running)」を辞書(大辞林)で引くと
①走ること ②ランニング-シャツの略 ③帆船航海で、追い風のこと

この場合は②に当たり、ランニングシャツ
つまりathletic shirtということになり、
運動着≠汗かいても大丈夫なシャツ≠アンダーウエアという
捉え方でいいのだろう。

通例「ランニング」はメンズ用下着のものを指し
コーディネートとしては「ランニング」+「モモヒキ」+「ブリーフ」。
これでオーセンティック・オヤジ・コーディネートは完璧・最強である。
決して「タンクトップ」+「モモヒキ」+「ブリーフ」ではない。


一方、「タンクトップ(tank top)」は
袖なしで、かつ、襟ぐりが幅広ないし深く、また、合わせや衿のない上半身用下着、上衣。

「タンクトップ」は1920年代の男子用ないし女子競泳用水着であるタンクスーツ(tank suits)の上部にデザインが由来する。
タンクは「tank」で水槽やプールを意味し、「top」はツーピース水着の上衣という訳だ。

メンズの「ランニング」と「タンクトップ」の違いは
レディースの「スリップ」と「キャミソール」の違いに似ている様である。


さて、タンクトップの着こなしのポイントだが
1枚で着てももちろんOKだが、どうしても軽薄なコーディネートになってしまう。
ボトムに合わせるベルトをデコレーションがあるものに変えたり、カーゴパンツやクラッシュデニムなど凝ったデザインをボトムにもってくるのも一興だろうし、タンクトップ同士の2枚重ねや薄手のシャツやシャツジャケット、ベストやジレなどを組み合わせるなどして、コーディネートを一工夫すると良いと思う。
また、腕周りが物寂しくなるので、ブレスやリストバンドなどのアクセをポイント的に使うと良いのではないだろうか。


また、街で気付く傾向として、去年キャミソールやワンショルダー、ベアスリーブを着ていたであろうギャル達が、今年はタンクトップを支持していうようで、タンクトップ姿のギャルを良く見かける。
メンズも肩部分の狭いランニング型ではなく、ノースリーブTにやや近いデザインのタンクトップが多いように思える。

気温が上がるとタンクトップ率は上がる訳で
ここで注意しなければならないのはワキの下。
タンクトップのコーディネートも然ることながら
汗止めや消臭(レディースはケア)を忘れずに!

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June 15, 2006

ウェブとファッション

ファッションアイテムやスタイリングやブランドを紹介・販売ための媒体として、雑誌をはじめさまざまな媒体が存在していますが、どうもウエブ媒体というものはなぜか違和感を感じてしまう媒体なのです。
おそらく私が石頭の古い考え方の人間のせいか、使いこなしにくく、ストレートにニュアンスが伝わりにくい媒体のように思えます。

ファッションのサプライ側のイメージやコンセプトを表現する文章力や掲載する画像処理の技量の問題もあり、なかなか正確に思いを伝えにくいものだろうと思います。
また、コンシューマ側もしつこい画像の羅列や押し付け感の強いFlash動画や稚劣な文章がだらだらとあったりするとウンザリしてしまう事があるかも知れません。
(このブログもそうかも???)

個々人で技量の差があるので、同じモノの説明でも、このウエブサイトではこう書いてあるが、このウエブサイトではこう書いてあるなどということも十分あり得ます。(もちろん不正確なものではないでしょうが)
「フィット感のある…」「透明感のある…」「柔らかな…」などと表現してあっても、あくまでも記載する者の主観なので、個々人それぞれでその感じ方・捉え方も違う可能性もあります。
ましてや「テロテロっとした…」「さらっとした…」「フワフワした…」といった擬態語などは伝わりやすそうで伝わりにくい表現かなと感じることもあります。
画像の写し方によっても違うアイテムに見えたりもするだろうし、撮影の際の光の加減や質によって微妙な色彩感や素材感に違いが出たり、それを撮るカメラや画像を写すモニターのメーカーや種類、性能によって違う印象のものになる可能性だってあります。
余談ですが、全然違うジャンルで例えると、アユ激似やコーダ似なんて、まず当てにならないですし…(笑・照)


そもそも、デザイナーからバイヤー,ショップスタッフに至るまでのファッションのサプライ側は、やはりモノは「見てもらえば分かる」という意識は強いように思えます。(これを書いている私を含めてですが。。)
やはり、モノは実際に目で見て手にとって、ブランドのコンセプトや雰囲気をリアルに感じ、デザインや加工技術を見て、それを実際に着用しスタイルや着心地をリアルに感じ、他のアイテムをコーディネートすることによって、創造力を掻き立てて欲しいという本音があります。

しかし、ウエブではバーチャリアルである以上、限界があります。
コンシューマ側は、モニターの目の前に自分の欲しいモノがあるのですが、実際には手に取ったり、試着できないもどかしさ…
サプライ側は、その良さや特徴を十分に伝えられないもどかしさ…
お互いのもどかしさが絡み合う曖昧さ…
ウエブでは、そんな「もどかしさ・曖昧さ」が存在していると思います。


インターネットの普及により個人でも膨大な情報量を得ることが出来るようになりました。
また、ウエブ上でのショッピングサイトでは、買えないモノがないというほど、品揃えが豊富ですし、それに纏わるサイトでは、それに対する無数の情報が流れています。
本当に興味がある・なし、知識がある・なし(または理解がある・なし)に係らず、万人がいろいろな情報を得ることが出来、その事について双方向での意見の交換が出来るため、そこでの秩序は個々人の良識に頼るしかないというのも事実です。
意見を交わすことは決して悪いことではないですが、場合によっては、意見を交し伝え聞くうちにリアルなもののイメージと異ってしまったり、本来のモノとは違う固定観念のついたものとなってしまう可能性だってあります。
(ピタピタ・ジャストフィットという情報だったが、実際試着してみると案外動きやすく着心地が良かったなど…)


現在、ウエブ・ショッピングはショッピングの1つ方法になってきています。
しかし、そこにはリアルにお店でショッピングする時には感じない何か「もどかしさ・曖昧さ」といった感覚が、サプライ側にもコンシューマ側にも存在しているかと思います。
お互いの「もどかしさ・曖昧さ」を埋めるのは、サプライ側の誠実さ・親切さが必要なのでしょうし、コンシューマ側は洞察力・想像力を研ぎ澄ますことが必要なのでしょう。
それに加え、さらに必要な事は
「サプライ側・コンシューマ側、お互いのしっかりした信頼関係」。
これが、リアルでお店でショッピングする時よりもさらに必要なのだろうなと思います。


ファッション販売は恋愛に例えられることがしばしばあります。
某通信販売大手のなまりの抜けない社長が「恋愛もビジネスも本気で思いを伝えることという点では同じ」と言ったように、相手に熱意を伝え、信頼を得、相思相愛になろうとするという点で共通点があるかもしれません。
ウエブでのショッピングは、さながら遠距離恋愛といったところでしょうか。

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March 03, 2006

ROCKSTEADYのファッションはROCK系か?

「ROCKSTEADY」という店名にROCKという文字が付くだけに
「ROCKなお店」と思われがちなのですが
「ROCK」にもそれぞれ捉え方がいろいろありますので、お店に来てみたは良いが、イメージが違ったなんてお客様もいらっしゃるかもしれません。

そもそも「ROCK」自体の定義すらハッキリしないですし、ミュージックシーンでいう「ROCKSTEADY」さえ、いわゆるガチガチのROCKではありません。
ROCKのビート感もあり、REGGAEの陽気さもあり、BLUESの物憂げさもあり、JAZZの音色もあり…といった音楽です。


さて、話を本題に戻しますと、
ファッションにはいろいろあり、それぞれのスタイルがあり
分かりやすくするために
 「ここは○○ファッションだ」とか
 「××系だ」とか
凡そカテゴリー分けされていることが多いようです。

雑誌媒体などでは、ウチのスタイルを「ROCK系」または「キレイめ系」のカテゴリー分けされているようですが、ロックキッズが好きそうな「ROCK」ではないですし、生粋トラッドの「キレイめ系」でもないような気がします。
かといって、デザインが凝っていて、どうなってる服?みたいな「デザイナーズ系」でもない気もします。

そんなカテゴリー分けの事を考えると、ウチのスタイルは何系なんだろう?
そのカテゴリーでイイのか?と思うときもあります。


たしかに、ROCKをイメージさせるプリントやハードな断切の始末処理や黒い色の服がROCKなイメージを掻き立てるのかもしれません。
そういう意味では「ROCK系」でしょう。

上質の素材が使われ、シルエットがキレイな服もあります。
そういう意味では「キレイめ系」でしょう。

デザインが凝っているものもあり、
そういう意味では「デザイナーズ系」でしょう。

確実に言えるのは、「HIP-HOP系」,「B系ストリート」,「アウトドア・スポーツ系」でないという事ぐらいでしょうか。

M05GD021カテゴリー化に捉われ過ぎると、選択やコーディネートのバリエーションが限定され、ファッションの自由が奪われてしまうのではないでしょうか。

ワタクシが考えるに
 「着る服」
  よりも
 「着る人」
が大事だと思います。

着る人があってこそで、その人を引き立たせるためにあるところの着る服じゃないでしょうか。

「着る人」が「ROCKを強く意識している」のであれば、「着ている服」は「ROCK系」でしょうし、「着る人」が「デザインを強く意識している」なら、着ている服は「デザイナーズ系」だという考え方です。


当店「ROCKSTEADY」のスタイルは、コーディネートのバリエーションの広がるベーシックなスタイルが基本。
でも、ただのベーシックではなく、さりげないクセ感や玄人受けするデザインや加工。
シルエットも気張らすに着ていてもキレイなラインで、高品質の素材。

…そんなスタイルです。

ですから、ウチのファッションカテゴリーは外的な押し付けで決めるのでなく、着る人が決めればイイんじゃないかと思っています。


「ROCK(頑丈・屈強)」であるというのは
 着る人自身。

「STEADY(堅実である・信頼できる)」というのは
 その人が纏うべき服

…ではないかと思ってセレクトしています。


P.S.
 「ROCKSTEADY」を
 「ロック スディ」とか呼んじゃってる人は、

 アナタが

 ちゃんと勉強してください。

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January 26, 2006

ツンデレ?

tundere最近、よく耳にしたり目にする「ツンデレ」。
なんじゃそれ?っと思っていたら
「ツンツン」→「デレデレ」の略だそうです。

ツンデレとは】 はてなダイヤリー

もともとの語源はヲタク・スラングのようですね。(あえてヲタクとさせて頂きました)

普通は「ツンツン」しているみたにクールで隙がないカンジなのに、何かの切欠でテレが出たり、特定の人に対しての態度は普段と一転して「デレデレ」になってしまう女の子。…ってトコでしょうか。

この言葉は女性ファッション誌にもすでに登場しており「ホレさせ最強テクのツンデレ女…」っんな強力な企画も組まれたみたいです。
(コワイコワイ…)


さっそく、あなたもチェックしてみましょう!
ツンデレ・アナライザー

ポスト天然キャラの流れに乗って
ワザとらしいツンデレ・キャラはご勘弁ですが


「何となくそのキャラ好きかも…」


…ってのが個人的見解ですw

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November 04, 2005

銀のお話

銀は宝飾品としてだけではなく、古くから殺菌力の高さから食器に使われたり、反射性の高さから鏡や金属反応の速さから写真の感光剤、伝導率の高さから電子部品などにも利用されており、その用途は多岐に渡っている。
銀は金属の中で光の反射率が最も高い。そのため、古くから銀の美しい輝きの魅力と加工のしやすさのため、多くのアクセサリーが作られている。
また、時を経るごとに燻しが入り、風格が増すということももうひとつの魅力である。


シルバーアクセサリー、まず注意して欲しいのは品質。
よく耳にするシルバー925は、銀の純度が92.5%ということを指す。
純銀のシルバー1000というものもあるが、非常に柔らかい。
強度補強のために、銅や金などが少量混ぜられているのが普通である。

廉価なアクセサリーは廉価な亜鉛,真鍮,ニッケル,鉛などといったマテリアルが使われていることが多い。シルバーアクセサリーでも粗悪なものは銀の純度が低く、これら廉価なマテリアルを混合している場合がある。

見た目が変わらなければ良いだろうと思う方は大間違いである。
金属アレルギーは体質的に個人差があるので一口には言えないが、亜鉛,真鍮,ニッケル,鉛などの金属はアレルギー反応を誘発しやすいとされている。一方、純銀自体にアレルギー反応を起こす人は少ないといわれている。
せっかく買ったアクセサリーでアレルギーを起こしたり、割に合わない混ぜ物の入ったアクセサリーを買ったりでは納得いかないだろう。
購入の際は、信頼できるブランドのものを、相談できるショップで購入することをオススメする。


また、銀は空気や皮脂などの汚れで黒ずんでくる。これは表面が硫化反応などを起こしているためで、これにアレルギー反応や炎症を起こすという人もいる。
予防するには、アクセサリーが皮膚に触れる部分をよく洗い、清潔にしておくことだ。
特に、ピアスは、ヘアスプレーや化粧品などの影響も多分に受けるだろうから、常に付けっぱなしではなく、清潔にしておくことをオススメする。
接触面から雑菌が入って炎症を起こしてしまったのでは、痛い思いして開けたホールが水の泡となってしまう。

また、これから温泉シーズンとなるが、温泉に入るときは必ず外すというのが基本である。
シルバーアクセサリーが真っ黒に変色してしまったり強度が落ちたりする。石付きのものは特に注意。石の変色や留め具の腐食など良い事は一つもない。
もちろん、サウナに入る場合も火傷などの危険性があるので必ず外すように。


さて、日頃のシルバーアクセサリーの手入れしたらどうしたら良いのか?といえば、シルバーアクセサリー専用の磨き布で磨いてやれば十分。
汚れがひどい場合は、シルバー専用の洗浄液を使えばOK。ただ、洗浄液は薬品が強いので取扱に注意することと、漬けっぱなしにしないこと。漬けっぱなしにすると、フニャフニャに溶けてしまう。
ひどい傷や破損した場合は、ショップに持ち込んでリペアの相談をするといいだろう。

よく歯磨き粉やカー用品などのコンパウンドで磨く人もいるのだが、あまりオススメではない。
歯磨き粉には防錆剤は入っていないし、カー用品の薬剤はあまり体に良さそうではないし、独特の匂いもある。
眼鏡などを洗う超音波洗浄器に入れるのも、併せて使われているマテリアルなどが後でどういう変化が起こってしまうのか保障出来ないのでオススメではない。
やはり、シルバーアクセサリー専用のものがまず間違いないだろう。


実際、リングを着けていたら緩くなったりすることがある。
もちろんサイズ調整をするのがベストだが、その場しのぎの裏技として、リングの内側にマニュキアを塗るという手もある。あくまでもその場しのぎの技であるので、早めにサイズ調整をショップに相談した方がいいだろう。

オープンタイプのフリーサイズのリングやバングルは自分でサイズ調整は出来るのだが、頻繁に広げたり締めたりのすると、金属疲労を起こし、破損してしまうので注意が必要。フリーサイズだからといって適当に選ぶのではなく、最適のサイズを選ぶ方が正解。


また、愛用しているシルバーアクセサリーを後加工するのも一興である。
ただし、持っているものをカスタマイズするより、初めから新しく作ったほうが安くついたりする時もあるので、信頼できるショップでじっくり相談してみるといいだろう。


そして、最後にであるが

自分のスタイルや個性に合う
シルバーアクセサリーを
身に着け、そのスタイルや個性を
しっかり印象付ける

というのが一番重要なポイントであろう。

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September 29, 2005

灯台下暗し

世界的レベルで見ても、日本のファッションのレベルは相当に高いのではないかと思う。
その土地の気候風土や美意識、技術などに応じて長年かけて培われた作られるのが、洋装というファッションの本来の起点であるが、日本の洋装は外来の既製服から始まり、それうまく取り込み、独自に消化し、質を高めるに至った。以前はファッション素材の生産・既製品の消費としての立場であったが、近年、世界のファッションを先導する立場にもなっているようだ。

新作づくりのために原宿や渋谷で定点観測し、インスピレーションを高めている欧米デザイナーもいるようだ。

日本人の職人気質やこだわりと技術が融合し、日本のブランドならではのスタイルの繊細さ、縫製技術やディテールの細やかさが世界の注目を浴びているようだ。


harajuku特に、日本のファッションはカジュアルの分野において突出した優れたセンスがあると感じる。
普段着として着ているものはかなりオシャレ。多少なりとも何らかの気配りをして着用している人が多いように感じる。
特に思うのは、最近のチルドレン。今からTVにでも出るの?っていうくらいオシャレだし、ほとんど大人のファッションと変わらない。そのまま、この子供達が大人になったら何を着るんだ…と思うと末恐ろしい。


…とは、言いつつも、日本人は海外ブランドが好き。

 日本のファッション"世界の尊敬集める"のに
 日本人は気づかず海外ブランド品尊重
 【毎日新聞

海外ブランドが好まれるというのは、過去のプラザ合意以前の円安の影響で、「海外ブランド=高級品」というの余計なイメージが刷り込まれているからなのだろうか。
さらには、トレードマーク。日本人は銘家の「紋所」に弱い!
海外のスーパーブランドの「紋所」があれば、銀座もウチの庭みたいな顔で歩けると思っている(?)


しかし、はたして優れたファッションの概念とは海外スーパーブランド物を着るだけなのか。
海外ブランドが必ずしも自分のスタイルに合ったブランドとも限らない。
自分のスタイルの合わないスーパーブランドを無理して着るより、合ったスタイルのブランドを見つけ、着ている方がよっぽどスマートに思える。

「いやぁ~オレ、着るもの全部、Di○rかGU((Iじゃないと絶対ダメなんだよね~」なんていえるようなスーパーブランドが自分のスタイルにガッチリ合っているという人は日本中に一体どれぐらいいるんだろうか。
まあ、厭味っぽく言えば、とりあえずスーパーブランドで身を固めて、ブランドマークを見せていれば、ファッションのセンスが無くても高価で良いなものを着ているという事がすぐ分かるから、それでも良いかもしれないが。


日本人が日本のファッションブランドに熱心でないのはヴィジュアル的なコンプレックスがあるのかもしれない。
雑誌の写真などをみると、統一感のあるヨーロッパ風の美しいレンガの町並みなどが写っていて、頭が小さく美形で手足が長いモデルがキメていたりする。

日本人は写っている写真全体で捉えてオシャレと感じることが多いようだ。
そのモデルと着ているファッション、背景とシチュエーションすべてがセットになってオシャレと感じるのである。

瓦屋根の木造住宅やコンビニの原色の看板、新しく建ったガラス張りのビル、パチンコ屋の派手なネオンなどが混在した背景では、なかなかカッコよく思えない感覚が現実にある。
(逆に外人から見るとカオスを感じ、興味深いかもしれないが)
ファッションアイテム単体でみると、日本のファッションもなんら引けをとらないと思う。


内閣府の知的財産戦略本部が「海外に誇れる日本文化」として、映画や食とともにファッションを挙げているが、当局が口先だけでファッションが知的財産といっても、一般に認知されるにだいぶ時間が掛かるだろう。

日本には、世界でも通用するデザイナーを輩出している有名な各種専門学校・専修学校もあるが、アントワープ「王立」アカデミーのような学位として認められる有名な服飾系の学部、学科がある国公立大学がない。
「ファッションに携わる者・ファッション感度の高い人=学識経験者(?)」と思われないのが常である。
日本では、オシャレしてる人を無駄遣いのチャラチャラした馬鹿者扱い、または馬鹿はオシャレしかすることないなどと蔑む傾向も多分にある。

さらに、日本には「清貧の思想」が深層心理にあるからかもしれない。
「出る釘は打たれる」の言葉に代表されるような、いわゆる画一化を好み、他人の目や評価を気にしすぎる国民性があるかもしれない。
良いと思ってもなかなか表に出さないという部分もあるのかもしれない。

海外からは注目の日本のファッションであるが、日本人一般的世論としては、まだまだ異端的存在である感が拭えない。


「海外ブランド品に1兆円も費やされる日本のファッション市場のその100分の1でも日本の若手デザイナーたちに向けば、もっと多くの才能が花開くはずだ。」とある。

全く共感出来る話だ。

それに、日本にはC○MME des GДRC○N$好きのピーコの「ファッションチェック」がある。


P.S.
 個人的には「清貧の思想」にはあまり共感しない。むしろ「衣食足って礼節を知る」が正しいように感じる。

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September 21, 2005

命と素材 ~「毛皮を所有する人、これから所有しようとしている人へ」

関連ページ
 【命と素材 ~「プロローグ」
 【命と素材 ~「奪われてゆく命」
 【命と素材 ~「毛皮商売」

  毛皮を所有する人、これから所有しようとしている人へ

とはいえ、豪華な毛皮を目の前にすると、毛皮という素材は魅力的に見える。
自らの虚栄心のためか進化の過程で毛皮を失った人類の僻心のためなのだろうか?

読んでいる方のうち、すでに毛皮を所有しておられる方もいるかもしれない。これから所有しようと考えていた人もいるかもしれない。その人達に対して言いたいことは、ただひとつ

「所有していたら(所有したら)絶対大事にしてください」

ということだけだ。

中世ヨーロッパに作られた毛皮のコートなどで現存しているものがあるように、毛皮という素材は手入れさえ良ければ、何世代に渡って使用できる。(もちろん殆どは博物館入りになっているだろうが)
それほど長い間もつ素材であるし、時間が経つにつれ、その風格は増していく素材でもある。

例えれば、一生付き合えて、そして自分が死んでも自分の子孫に託すことが出来る永遠の命を持つ愛するペットの様に接して欲しい。あなたの肌に一番近いところにいる愛しいペットの様に一生慈しみ、子孫に託して欲しい。

これから所有しようとしている人は、ただ肌触りがいいからとか、フワフワして可愛いからといった感覚的・視覚的なことだけではなく、それが本当に自分に必要なのか?所有してどれほど大事にできるか?一生大事に出来、それを子孫に託せるか?などということを考えてから所有して頂きたい。

毛皮を所有するということは、その毛皮のために奪われた動物達の命に対しても責任を負うということに相違ない。
事実を知って、捨てるに捨てられず誰かに譲渡しようとするのではなく、必ず責任を持って所有し続けて頂きたい。

また、ポリシーとして毛皮や革製品を買わないという人はそのポリシーを絶対一生貫き通して頂きたい。事情を知れば、販売側(私を含め)も無理には薦めたりしないだろう。


  エピローグ

毛皮を取る養殖場では、近親で交配・繁殖させられ、奇形や免疫力の低下した動物達や、醜悪な狭い檻の中の環境のせいでストレスだらけで育てられた動物達が多く、天然毛皮を謳いつつも毛皮は養殖のものが殆どである。
過酷な自然環境を耐え、広い大地を駆け巡る本来の天然の動物のものは殆どないだろう。

私個人の見解としては、毛皮は人工的な繁殖によるものではなく、なにかの事態や副産物として取れた様な、もっと量的にも稀で、価格的にも入手困難なレアな存在で良いと思う。
もちろんそれには、人々のモラルに加え、国際レベルでの法的拘束力・保障が必要だろう。


全編お読みいただいた内容から真実の断片を知れば、毛皮製品は易々と手を出せないものであり、粗末には出来ないものだということがお分かり頂けるだろう。

毛皮を含む剥皮による素材を使用・所有することは、伝統文化的存在価値、有意義な使用、使用理由の明確性、また、所有してからの取り扱い方、所有の仕方が理に適っていれば、必ずしも醜悪な事ではないと私は考える。
(如何せん絶対反対と思う人もいるだろうが。)

実は、私もリアルレザー・リアルファー(ムートン)を数点所有している。特にバイクに乗る時にリアルの素材の良さを実感する。
寒くても硬くならない、霜が付かない、防風性・防寒性が優れているのにかかわらず蒸れが少ない、転倒したときの怪我の少なさ、肌に対する負担の少なさなど。過酷な条件になればなるほど、リアルが自分を守ってくれているという素材に対する信頼度の高さを実感し、そして感謝する。
私が所有するリアルは一生またはそれ以上大事にしようと思う。
押し付けがましいが、自分が着ていたリアルを自分の子供に着せるのが、ある意味夢でもある。


残念ながら、人間は何も殺生せずに生きてはいけない。
衣・食・住、どれをとっても、直接的または間接的に、何らかの命を奪ったり傷付けてたりして生きている。
すべての倫理・宗教で、殺生の禁というものがある。その禁が示すとおり、単なる欲の為に無暗な殺生はすべきでない。
形を変え、新たに命を得たものに対してもこれが言えるのではないだろうか。

殺生して得たものに対して、命の尊さを感じと感謝の意を表す。毛皮だけは絶対反対だけど、こっちなら良い、あれなら許せるなどという道理は通じない。
大量生産・大量消費の時代は終わり、質実が重要視されるエコの時代である。
生産・消費の過程で何においても質・実を見極めるセンスが問われる時代になったのではないだろうか。


最後に、本ブログの「アツかった夏」でなぜTBされたのか未だに不明なのだが、この問題の切掛けになった「very much more」のsaorinさんと、全編読んで頂いた読者に感謝する。

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命と素材 ~「毛皮商売」

関連ページ
 【命と素材 ~「プロローグ」
 【命と素材 ~「奪われてゆく命」

  毛皮商売

高値で取引される毛皮は利高も高い。業者側としては、それも魅力のひとつである。そして、その利益を求めて市場が発展していった。

しかし現在の欧米では、その市場は縮小していっている。LAVなどの保護団体の運動による啓蒙化が進んだ結果で、毛皮に纏わる事実が徐々に明るみに出てきたからである。
多くの動物の命を奪い種の絶滅にも追いやった過去のある欧米人が今更何の贖罪だと皮肉めいた事も言えるのだが、現状として欧米では毛皮不買運動が激しく、毛皮製品は敬遠されるらしい。

それに対して、比較的その運動の緩やかなアジア圏では取引量・生産量・消費量が増えている。
特に生産量が急増している国は中国。生産に掛かる人件費が安いうえ、経済発展による裕福層の増加により毛皮市場は拡大しているようだ。
日本はというと、世界有数の毛皮輸入国である。大量に生産される中国からの輸入に加え、欧米では売れなくなりダブ付いた在庫も取引されているようだ。

毛皮は、もともとの日本の文化からの発祥ではない素材だ。平安時代に大陸からの交易品として輸入された。当時の豪華さを好む平安貴族達も、やはり虚栄心のためか挙って美しい毛皮を手に入れようとした。
それから約1200年後の現在、今も変わらず日本人はその魅力に取り付かれているようだ。

もともと文化の発祥なく、防寒素材としても不可欠ではない日本なのに、なぜそれほど毛皮が必要なのか?

街を見ても、衣服をはじめ小物に至るまで毛皮を使用したものが何と多いことか。
衣服のボタンやキーホルダー、携帯ストラップに使用したものなどは本当にセンスを疑う。

やはり、見た目の豪華さや可愛らしさを優先し、心苦しい真実には目を瞑っておく、棚に上げておく、まあまあといって丸く収めるという国民性だからか。そしてそれにつけ込む売り手側の誘導か。


  根深い問題

毛皮は動物のものだ。動物が着けてこそ美しいものだと断言する人もおり、LAVをはじめとして、不買運動で毛皮を全面排除しようとしている団体もある。
確かに、暖房設備の整った現代に暮らす私達にとって着るものがあえて毛皮でなくても日常生活に支障はないだろう。科学技術の発展によりフェイクでもリアルに引けを取らない素材が開発されているであろう。

しかし、リアルの毛皮を全面排除し、フェイクなどの代替品にすれば、すべての問題が解決するものではない。

実際に毛皮という素材が太古の昔より現代に至るまで、実際に存在する素材だ。
猟師を含む生産者、技術者、卸・小売による販売者、輸出入に携わる者などや代々の毛皮職人という者など、毛皮で生計を立てている人々は大勢いる。
豪華なイメージの毛皮ではあるが、それとは裏腹に、毛皮に纏わる人々がすべて豊かで充実した生活を送っているわけではないだろう。毛皮を取って得る貴重な現金収入で、細々と生活している人々もいるはずだ。
毛皮を全面排除すれば、その人々はすぐさま職や収入源を失い、路頭に迷い、健康で安定した生活を送ることは不可能だろう。

また、全面排除することで、凍てつく極寒の地の少ない自然の恵みで生活する人々から、命を繋ぐ暖かい毛皮を取り上げるべきなのだろうか。さらに、化学繊維などのアレルギーで苦しむ人からも取り上げるべきなのだろうか。
本当に必要とする人々からも取り上げるべきなのだろうか。毛皮を扱ったり着る人すべてを蔑むことが出来るだろうか。

「毛皮全面反対!」と単に声を上げるのは簡単である。しかし、言葉を発したと同時に、その言葉に対しての責任が伴うはずだ。「毛皮反対!」と意気込む人は、毛皮を取り上げられた人々に十分な何かを与えられるのだろうか?すべてを保障してやれるのだろうか?

全世界的に毛皮が売れなく(売れにくく)なったらどうなるか?
その時に至るまでのストック分もあるのだから、需要と供給のバランスが崩れ、価格が下がる。極端に言えば、毛皮が今までより比較的廉価で手に入りやすい素材になってしまう訳だ。

毛皮市場が崩れれば、もちろん廃業して生活が困難になる生産者も出るだろう。
また、継続する生産者は以前と変わらない収入を得るために、より多くの毛皮を取らなければならなくなる。
つまり、さらに多くの動物達の命が奪われることになる上、廃業した生産者の一部は生活していくが困難になる。

流通の面では、次のようなことも考えられる。
毛皮を扱う素材業者は利益が上がらないうえ世論の非難を浴びるとなれば、今ある在庫をより早く片付けるため、値引きをして市場に在庫を掃き出す。
供給量の増大に伴い、貴重な命を賭した毛皮は、消費のため毛皮があえて必要ではない様々なものにまで使われはじめる。既に製品となった毛皮は深夜のTVショッピングや広告チラシなどで目玉価格で販売される。

凡そとして廉価な物は大切に扱われない。駄目になったら安いからまた買えばいいという心理が働く。
命を奪われ、皮を剥ぎ取られ、安く叩き売られて、そして捨てられるとしたら、動物達の魂は決して浮ばれないだろう。

毛皮については、人々の良識に加え、物を見る目、本来の必要性、市場の安定、雇用の問題、生活様式、需要と供給の問題など、様々な問題が複雑に絡み合っている。
それが私が素直に毛皮反対と言えない理由である。


次回最終回、「毛皮を所有する人、所有しようとしている人へ」に続く…

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September 19, 2005

命と素材 ~「奪われてゆく命」

関連ページ
 【命と素材 ~「プロローグ」

  目を覆いたくなる現状

毛皮の魅力に取り付かれ、現在に至るまで無数の動物の命が奪われた。
毛皮を取るために絶滅した種や絶滅を危惧される種もある。毛皮を取るためだけに劣悪な環境で飼育・養殖もされていることもある。

毛皮を取るときは、低コストと効率性だけが重視され、情け容赦の欠けらもなくきれいに毛皮を剥いでいく。
そして、その傍らにゴミの山のように詰まれる皮を剥がれた動物の亡骸。

目を覆いたくなる状況である。
 【皮を剥がれたキツネの死骸
 【皮を剥がれたミンクの死骸の山
  注)非常にグロい画像です。
    苦手と思う方はご遠慮下さい。

それが毛皮という素材の現実である。
毛皮を売る側(ある意味、私も含まれるだろう)は、毛皮についての真実は隠したがる。毛皮に悪いイメージが付き、売れなくなるからだ。
もちろんマスコミもスポンサーの都合上、事実については取り上げないだろう。
不快なこと、不利益なこと、不都合なことについては目をつぶる。
ここでも人々は盲目になってしまう。

毛皮は皮を剥ぐためにだけにその動物の命を奪っているというのは事実。そして決して不必要な殺生は許さない。それは認識しなければならない。

(衣服を扱う私がこの話題を持ち出すのは分不相応であることは自覚しているし、批判・非難も受けるかもしれない。なぜ私がこの話題を出したのかというのは、最後の編まで待って頂きたい。)

参考) 声なき動物たち


  毛皮の必要性

個人的な見解として、防寒のために毛皮のコートやマフラーに用いられることはある程度理解出来る。
極寒の地では冷えゆく体を温め、たくさんの人間の命を救ったかもしれない。柔らかく温かな毛皮は寒くても人間を普段どおり行動的に保つことが出来るのかもしれない。
コートやマフラーに使われる毛皮は、肌触りなどの風合いや保温性などが、他の素材よりもベストな素材としてチョイスされているという理由付けをすることが可能だ。

ただ、コートでも比較的温暖な地域でゴージャス過ぎるような総毛皮のコートは如何なものか?そのコートを1着作るのに百数匹の動物が犠牲になっているはずだ。
私は骸となった百数匹の動物の御霊を尻目に自慢げに着る事は出来ないし、成金悪趣味っぽいので、いかにリッチであったとしても所有したいとは思わない。(実際、リッチでないので買うことが出来ないし、男性なので着ることもないが。)もちろん、良さも価値も恥ずかしながら分からないので、売ろうとも売りたいとも思わない。

また、毛皮を使ったバッグや財布といったものもあるのだが、なぜ毛皮なのか意味不明。使った理由が分からない(単にカワイイ感じだからか?何かのコーディネートか?)。
加えて、粗悪なナイロンを使った服の衿やフードに付いた毛皮も理解できない。服のベースの素材と毛皮の素材価値があまりにもかけ離れている。フェイクで十分だ。

実用途として、防寒のための素材としては毛皮は優れた素材であることは間違いない。もともと高地や極寒地の気候に耐える動物の皮であるから、防寒性が高くて当たり前といえば当たり前である。
しかし、日本では、防寒のために毛皮は必ずしも不可欠な素材ではないだろうと思う。毛皮という素材を使うならば、そのアイテムにとって、他の素材よりベターでベストな選択で使用しているという理由付けが欲しい。


次回、「毛皮商売」に続く…

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September 18, 2005

命と素材 ~「プロローグ」

  はじめに

先日記載したとおり、命と素材という標題について書き進めたいと思っている。
素材というのは剥皮によるもののうち「毛皮」に関して、そしてその素材が生まれる代わりに失われる「命」についてである。

衣服を取り扱うことを生業としている者が、この禁断の標題に取り組むのは如何なものかという葛藤もありつつも、考えて頂きたい問題であるため、あえて取り上げてみた。
もちろん、考え方は人それぞれであるから、ここに記載していることは意見のひとつであると考えて頂きたいし、職業柄どこかに何らかの影響があることも考えられるうえ、非常に複雑な問題も含んでいるので、あくまでも個人的な意見として受け取って頂けたらと思う。
私の毛皮に対するスタンスはニュートラルである。毛皮を愛好する気もないし、人に敢て推奨する気もない。かといって、毛皮を好む人を野蛮人呼ばわりしたりする気もないし、毛皮は絶対排除という気もない。
どうしても使わなければならない物には使われ、使わなくてもよい物には使うべきでないと考える。また、毛皮に相応の人が着用するべきだと思うし、一般的素材であるべきではないと思う。

このタイトルで分かるとおり、おそらく長編となりそうなので、少しずつ区切って記載していこうと思う。

また、この件に関して、気分を害される方は読まずにスルーして頂きたい。

  毛皮が好まれる理由

毛皮が衣服として使われた歴史はかなり古く、溯ること原始人の時代とされている。捕らえた動物の肉は食物、皮は衣服になったようだ。肉は食べればなくなるが、毛皮は残る。毛皮を多く所有する者は多く動物を捕らえられる。ということであり、毛皮を多く所有する者は崇められたようだ。

やがて、毛皮は富と権力と威厳の象徴ともなった。古代から中世まで権力者達は、自らの富と権力と威厳の象徴として毛皮を用いた。

近世~現代、養殖の発展や加工技術の向上により、いわゆる絶対権力者でない人でも入手は可能になる。

毛皮はこの様な歴史に裏付けられ、豪華で高貴さをイメージさせる素材になっている。(一般的なイメージとして)
【参考】 ファッションビジネス講座/素材を学ぶ

自分を卑下する人間は少ない。逆にリッチでエグゼクティブでありたいと少なからず思う人が多いだろう。
現代では、毛皮はリッチでエグゼクティブであるということのステイタスの象徴として衣服の素材として用いられ、リッチでエグゼクティブな人達が着用する。
そして、毛皮という素材は毛皮を所有できる人とのイメージと相まって憧れとなる。


次回、「奪われていく命」に続く…

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August 09, 2005

解説しよう。

時々、「ROCKSTEADY HOMEPAGE」のアイテム説明ページで聞き慣れない言葉が出てくることがありますので、こちらで解説しておきます。


   ジャケット・ディテール編

 ■ ベント(ベンツ)
ジャケットの裾に入る切れ目のこと。
後ろから見た時に重要なディテールとなる。発祥はイギリスで、馬に乗りやすいように裾を割ったのが始まりとされている。
種類は真ん中に一本のセンターベント、両脇2本のサイドベンツとベンツなしのノーベント、鍵型に切り替えしたフックベントなどもある。
シングルフロントのジャケットは全種類対応するが、ダブルフロントのジャケットはサイドベンツかノーベントが普通。

 ■ ラペル
ジャケットの下衿の尖った部分で、ピークドラペルは読んで字の如く衿の先が尖って上向きになっている衿型のこと。
ノッチラペルは切れ目の下がった衿でゴージラインの延長上に衿の端が伸びる衿型。
キザミの形状や衿先の角度でセミノッチやフィッシュマウス、セミピークなどと呼ばれるバリエーションもある。

 ■ AMFステッチ
ハンドステッチミシンで刺したステッチ。
地布より太い糸や違った色で使われ、衿や裾などの飾り縫いに応用されている。
AMFはアメリカン・マシン・ファウンドリー社の略。
同社はミシンのほか、ボウリングの機器なども製造しているのでボウリング場でAMFの3文字を目にするかもしれない。

 ■ ゴージライン
カラー(上衿)とラペル(下衿)の縫い目の線の事。
ついでにゴージラインの外側延長線の三角形の凹み部分はキザミという。

 ■ お台場
ジャケットの内ポケットのところまで生地を台場状に伸ばす裏地仕上げのこと。
お台場仕立てだと、内ポケットに物を入れても前身頃の形状が安定ているため、型崩れしにくい。
前身頃の形状を安定させる方法として内ポケットに玉縁やフラップポケットなどを付ける場合もあるが、切断されていない台場部分の生地が余分にいることや縫製の手間がかかるため、お台場仕立ての方が凝っているといえる。

 ■ 本切羽
ジャケットの袖の部分の開きの部分。
ジャケットの場合は袖を開く必要がほとんどないので、退化しつつあるディテールではあるが、こだわりや作りの細やかさを考えると見逃せないディテール。
さらに額縁仕上げ(袖の開きの内側を斜めに縫い合わせる仕上げ)だと言う事なし。
ちなみに礼服にはたいていの場合、切羽はなく釦だけ付いているのが普通。(切れない、離れないという縁起担ぎ?)
また、袖のボタンを1つ2つ外してイタリアン遊び人風もちょっと粋かも。
読み方は「ほんせっぱ」(漢字に弱い人の為に)

 ■ 総裏・半裏・背抜き仕立て
総裏仕立てはジャケットの裏の全面に裏地がついている仕立て。
背裏地の部分が上1/3ぐらいのものが背抜仕立てで、
半裏は、背抜き+前身の裏地半分ぐらいをカットした裏地のもので軽量で夏向きのジャケット。 

 ■ アンコン(アンコンストラクテッド)
ジャケットなどに普通つけられている肩パットや芯裏地などをはずし、ソフトでカジュアルに仕立てた服のこと。
語意は「非構築的な、非構成的な」という意味。

 ■ 毛芯仕立て
ジャケットの前身頃に芯地が入っている仕立てで、毛芯を入れることで、ジャケット全体の型崩れを防ぐとともに立体的な美しいシルエットを実現できる。
縫製を簡素化した接着芯仕立は、機械を使い熱によって芯地と表地とを糊で接着して固定する製法。
毛芯仕立ては芯地と表地を丁寧に糸でとめていく製法でより手間がかかる。
前身頃は表地・毛芯・裏地の3層構造になり、ふっくらと立体感のある風合いになるため、着心地とシルエット感に優れた仕上がりになる。

 ■ 雨蓋
ポケットに付いたフタの部分。フラップとも言う。
ドレスアップウエアの雨蓋は、ほぼデザインとしてのディテールになるので、雨を防ぐ機能性はあまり期待しないほうがいい。

 ■ 玉縁ポケット
縁取りをしたポケット。パイピングポケットのこと。

 ■ エポーレット(ポレット)
肩章のこと。トレンチコートやジャケットの肩を飾るタブで、軍服のデザインとして使われてきた。
エポーレットが付くだけでぐっとミリタリー風のデザインになる。

 ■ ブランデンブルグ
ジャケットのフロントを肋骨状に飾るひも飾りのこと。ミリタリージャケットにあるディテールの一つ。
「SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」のアルバムジャケットでTHE BEATLESが着ている服のアレ。

 ■ クラシコ
イタリア語では「最高水準の」「高雅な」などの意味で、ハンドメイドの風格や技術、伝統に忠実な製法にこだわり、非常に完成度の高いキメ細かいクラシックエレガンスを象徴する言葉。
本来は、イタリアのハイクオリティなメンズファッションを製造・販売する約20社のグループのこと。

 ■ トラッド
正確にはトラディショナル・トラッドと言い、伝統的で正統派のスタイル。
アメリカン・トラッドはニューヨークやボストンなどの東海岸で見られるような動きやすく機能的な雰囲気のファッション。
一方、ブリティッシュ・トラッドはたっぷりとしたシルエットでエレガントな雰囲気。
タータンチェックなどを用いたオーソドックスで伝統的なファッション。
トラッドという場合、ほとんどの場合アメリカン・トラッド。
どちらもさほど流行にされず、受け継がれてきたオーソドックスなファッションといえる。


   素材編

 ■ サージ
緯糸に対し45度の角度で斜文線のついた綾織物。
耐久性に優れ、ジャケットやミリタリーウエアなど、最も広範囲に使われている。
ジーンズ生地の原点もサージ織とされている。

 ■ 縮絨(しゅくじゅう)
一般的にはフランネル、メルトンなど紡毛織物の重要な整理工程のひとつ。
生地に洗いをかけ、縮絨剤に浸し、叩いたり絞ったりして縮ませ織目を詰め、張りがあり、密な風合いの生地にする加工。
フェルトも縮絨加工の代表的なもののひとつ。

 ■ 中空糸
繊維の中心部分が中空になった糸。
製糸段階で中空化した合繊が一般的。軽く保温性があるのが特徴。
素材の軽さゆえ衣料品以外でもバッグなどにも使われる。

 ■ カシミア
名前の由来はインド北部の地名で、カシミアヤギの毛を紡いで作った繊維。
一年のうち秋から冬にかけて生える産毛の中で細い柔毛のみが原毛となる。(…ので高価)

 ■ アンゴラ
名前の由来はトルコのアンカラにちなんだもの。
本来アンゴラはアンゴラヤギを指し、毛は滑らかで白く光沢感が美しい。
アンゴラヤギの毛が「モヘア」となる。
一般的に流通している「アンゴラ」と呼ばれるものはアンゴラウサギのものが多い。
カシミアヤギとアンゴラヤギの交配種のカシゴラという種類がいるらしいが、個人的には未確認。
ガメラとゴジラの交配種なら…と考えるのはやめておく。

 ■ ネップ
糸に付いた繊維の塊のこと。
イレギュラーな繊維とされるが、生地に素材感を出すために意図的にネップを作る場合もある。

 ■ ボイル
英語・仏語で、薄地で粗い織物の総称。さらりとした肌触りで、軽くて透けて見える。
ちなみに、フランス語の「voile」は、「ヴェール、覆い」の意味もある。

 ■ モダール
改質レーヨンの一種のセルロース繊維。優れた吸水性と吸湿性、さらっとした肌触りが特徴。
いわゆるババシャツの素材がこれ。


   加工編

 ■ シーム
いわずもがなだが、あえていえば生地を縫い合わせた縫い目のこと。

 ■ ジッパー(ファスナー)
歯型の2本のレールをスライダーで噛み合わせ留めるもの。
riri,exela,TALON,SCOVIL,YKKなど各社多種多様なジッパーがあるが、それぞれ強度や歯型の形状などに特徴がある。
製品のイメージや使用用途にあった使い方がなされているので、ririさえついてりゃ良いものだという見方は偏見かも。(廉価なイメージのYKKジッパーが以外にもダメージに強くてタフ。これは日本の誇るべき技術?)
ちなみにチャックという呼び方はもともと商品名で和製英語。ジッパーももともとは商品名。
一説ではジ…ッと締めることからジッパーと名付けられたとか。
ファスナーが本来の呼び方。

 ■ 硫化染め
有機化合物に硫黄、硫化ソーダなどを溶かした硫化染料で後染めする手法。
染まりが良く色落ちも少ないが、くすんだ発色感が特徴。
染色段階で化学変化が起りやすいため、化繊などの植物繊維以外には不向きな染色法。

 ■ ピグメント染め
液体顔料で染め、脱色効果のある薬品で洗いをかけたもの。ユーズド風の風合いに仕上がる。


今日は文字ばかりだし、順序がランダムでちょっと見にくかった(醜かった)かもしれませんが、ちょっとしたウンチクを交えて解説してみました。
ちょっとした知識があれば、見落としがちなディテールへのこだわりや作り手の細やかさが分かり、よりファッションが楽しくなると思いますよ。
また、用語もぼちぼち追加していきたいと思います。


P.S.
candypop系列さん、ほんっとに紛らわしいんで、フィッシング系のスパムは勘弁してくださいね。

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July 09, 2005

涼しい夏

最近、良く耳にする言葉「クールビズ」。
ノーネクタイ・ノージャケットの夏のビジネス用軽装の事を指す言葉です。和製英語で「クール」と「ビジネス」で「クールビズ(COOL BIZ)」。
夏でもネクタイを締めてジャケットを着て…が定番のビジネススタイルでしたが、半袖シャツを着て一番上のボタンを外して、涼しげなスタイルで仕事に打ち込むというのが夏の新スタイルになりつつあるようです。

ちなみに【こちら】は
「カルシウム」+「サルピルマンダ(醍醐味)」で「カルピル」改め「カルピス」
知ってる?(カルピス)】 なーきーだいありーさん

過去に省エネをテーマとして「省エネルック」という半袖スーツのスタイルが提案されていたみたいですが、半袖スーツのカッコ悪さと当時の総理大臣の滑舌の悪さが災いしてボツったのかは分かりませんが、今となっては半袖スーツは忘れ去られたモノになってしまいました。半袖スーツはさすがに一般受けしにくいでしょうし。

今回のクールビズ提案は全社的に取り組みをされている会社もあるようで、なかなかの浸透具合になっているのではないかと思います。
環境保護やエネルギー問題で提案されたクールビズ・スタイルですが、現実的に一番助かっている人々は、オフィスビルの中で働くOLさん達でしょう。ジャケット着用での適温に設定されていた室温が半袖スタイル適温の室温に上げられ、クーラー病による頭痛や冷え性に悩まされていたOLさん達はかなり快適な環境になったのではないかと思います。

広まりつつあるクールビズですが、ノーネクタイ・ノージャケットは職種や場所によっては具合の悪いところもあるらしく、誠実さが重要な営業職や礼節が重要な冠婚葬祭場での仕事をクールビズで…というのはかなり稀なケースでしょう。

ビジネススーツ着用の仕事とは縁遠いワタクシですが、普段ビジネススーツばかり着ている人が着慣れないクールビズに変えるというのは大変なことなのだろうなと思います。シャツの柄・素材、着こなしやシルエットなどを失敗すると、公民館のお年寄りの寄合い会みたいになりますしね!「クール」には「カッコイイ」の意味も含まれますので、十分配慮してくださいね。

参考
正しいクールビズ】 秒刊画像ナビゲーターさん
…?
…間違えた!

クールビズ】 goo辞典


P.S.
毎度ご訪問ありがとうございます。
来訪の方々のうち、「パンツ」or「パンティー」ネタで検索に引っ掛かって当ブログに来た約4%の方~
当ブログにはオカズになるようなモノがなくて大変申し訳ない。
むしろ【アダルトさんがくる】の方が、楽しいビデオタイトルがありますよ。

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June 26, 2005

違い~メンズ版

「違い」モノがシリーズ化してきたが、今回はメンズ下着編。

ご存知の様に、メンズ下着というとパッと思いつくのが「ブリーフ」と「トランクス」なのだが、近年ファッションの変化とともにそれは多種多様となっている。
バリエーションももっこりローラライズの「ビキニ」,新主流になりつつある「ボクサー」,トランクスとステテコが一体化した「ロンパン」,中にはヒップアップ機能,ドライ素材を使ったモノや細身のボトムスや薄手の生地のボトムスに響かないようなシームレスのモノまで多彩になっている。

その多彩化から一線を画すように伝統のスタイルを守り続ける「ふんどし」
そう、日本古来からの下着である。

本当かどうだか知らないが、「ふんどし」がよく売れているらしい。

 銀座のフンドシで父に感謝、若い女性に断然人気
 【gooニュース


もはや「ふんどし」という呼び方はせず「クラッシックパンツ」と言うそうだ。
この「ふんどし」改め「クラッシックパンツ」は締め付けがなくや通気性が良いということで、医学的には良い下着になのだそうだ。

 【クラッシックパンツ礼賛


なるほど…

また、毎日新聞の関連記事によると、下着としての本来の機能の他に、防災品としての機能もあるということだ。
怪我の止血に使ったりや腕の吊る布代わりに使ったりすることも出来る。
医療用としても、脱ぎ履きするとき立ち上がる必要がないので、介護用の下着としてはもってこいらしい。
寝たきりの人が横になったままでも簡単に取り替えることが出来るそうだ。


ふんどしのこれらの機能性もさることながら

y

ふんどし一丁の姿は

まさに!

「日本男児」!!

である。


お祭りなどで浴衣や袢纏を着用する時にはトータルコーディネートとして「ジャパニーズ・トラディッショナル・クラッシックスタイル・Tバック・パンツ」 AS KNOWN AS 「ふんどし」を着用してはいかがでしょうか?


…とはいうものの当店「ROCKSTEADY」ではふんどしの取扱はありません。


今日のオマケ

本文とは全く関係ないですが
最近購入してアタリのCD
speedometer2
This is SPEEDOMETER Ⅱ/SPEEDOMETER

ジャズファンクのグルーヴ感が暑さを吹っ飛ばすゼ!

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June 14, 2005

現代のブルジョアジー

最近、ファッション用語でよく耳にするメトロセクシャル(Metrosexuals)。
ファッションやスキンケアなどに時間と金銭を費やし、洗練された都会的(メトロ)生活を送る男性のことを指す言葉だ。


女性の様にファッションやスキンケアに凝るといっても、性の差を越えてまでも美しさを追求するいわゆる「ゲイ」と呼ばれる人達も明らかに違うし
フェミニンな雰囲気とナルシルトな態度のビジュアル系チャラ男とも違う。
性的志向はノーマルで、ストイックに自分を磨き鍛え、洗練し、より完璧な男性を追及する人達である。


コスメに関していえば、もはや男性のスキンケアはなんら違和感がなくなっている。
数年前まではエステは女性のものと思われてきたが、今ではメンズエステも無数にある上、美容整形する男性もいる。
その現実から鑑みれば、それにファッションが追随するのは当然といえば当然の流れだといえる。


日本の場合、いわゆるメトロセクシャルと呼ばれる男性の年齢層は主に20台半ば~30台で、「未婚」というのが大前提。
未婚者は「女性にもてたい」という意識が高く、ファッションに対する比重が高くなる。
一方、既婚者は「女性にもてたい」という意識が低くなりがちであるし、家庭生活に対する消費の比重も高くなる。

当然の対象層といえばそうなのだが、一番大きな問題は「大人の男性」対象に「大人のオシャレ」を提案出来る店が今まであまりにも少なかった。
ショップにいってもどこか子供っぽかったり、デパートへ行ってもオジサンくさかったりと「スタイリッシュな大人」の買い物が出来る店が少なすぎたと思う。

現在は、ほぼ未婚に限定されているメトロセクシャル・ファッションであるが、今後は、雑誌「LEON」に掲載されているようなスタイリッシュな大人のファッションを取扱うショップも増えている傾向にあるようだ。
それに伴い、これから既婚の男性にもメトロセクシャル・ファッションは広がりを見せるのだろう。


さて、メトロセクシャルは女性からどう思われているのか?
先日EZTVの特集でメトロセクシャルと呼ばれる営業のある男性を取り上げ、それぞれの年代の女性にその印象をアンケートしたところ、20代の女性の支持はあるだが、30代以上は理解度が低いようだ。

20代という世代は、高校生時代頃にビジュアル系アーティストが台頭してきたり、ピタTの大流行を経験した世代である。
また、ホストクラブの出現を経験した世代でもあるし、男性ファッション誌が普通に書店などに並んでいた時代である。
その為、20代は男性がオシャレに気を遣ったり、スキンケアやボディバランスを整えることに対しての寛容度は30代以上より高いのではないだろうか。


「見た目より中身」とは言うけれど、やはり外見を綺麗にし、中身も自ら課したタスクを緊張感を持って達成しようと努力し、メトロセクシャルに拘り続けることは結構な事だろう。

女性の社会進出は目覚しい近年、プレミアムポストにも女性が就いていることも珍しくなくなったようだ。
いかにもむさくるしい印象よりも、やはり見た目の印象の良い方が商談もスムーズになるだろう。
競争相手や取引相手が変わり、外見にも気掛けるようになってきたという事実もこのトレンドの背景にあるかもしれない。


さて、グローバルスタンダードでは、メトロセクシャルの定義として「金銭的余裕がある」も重要な条件になっている。
しかし日本では必ずしもなくてはならない条件ではないようだ。

それは、日本人が必ずしも自分の収入との相関関係を考えて高価なファッションアイテムを購入している訳ではないからだ。
何十万もするスーパーブランドのバッグや時計、シューズを買う人の誰もが必ずしも「十分にゆとりある生活」をしている人ではない。
それを持つことで「十分ゆとりのある生活」をしている人と同じステイタスを感じるようなので購入するのだ。

古着系はフリーター、トラッド系は外資系、クリエーターデザイナーズ系は美容師、量販カジュアルは学生…
なんとなくファッションの趣向で職業や社会的ステイタスのイメージを連想しやすい。

実は、個性的に着飾っているようで、実は自分の境遇を気づかないうちに露呈しているのかもしれない。

そう考えると、メトロセクシャル・ファッションで身を固めることで、仕事もプライベートも充実し、金銭的にも十分恵まれ、スタイリッシュでカリスマ的魅力のある真のメトロセクシャルである「ベッカム」や「ジュード・ロウ」などと同じステイタスの人間として扱われたいという願望もあるだろう。
また、そうすることで仕事でもプライベートでもさらに自分を磨く励みにもなっているのだろう。

メトロセクシャル・ファッションは現代のブルジョアジー階層を表すアイコンになっているのかも知れない。


しかし、外見ばかりが綺麗でも中身が伴わないと、ただの成金風・見栄っ張りのナルシストになってしまうだろう。
外見はもちろん、一番鍛えにくい中身を鍛えてこそメトロセクシャルが完成するのではないだろうか。

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May 17, 2005

メンテナンス

そろそろ暖かくなり、衣替えの頃になりました。
今日はジャケット(テーラードジャケット)の保管のポイントを書いてみます。
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保管する際、最大の敵は汚れと湿気。

汚れを落とす手っ取り早い方法は、
やっぱりクリーニング。
クリーニングは、着用シーズン終了時の保管前に1回出すくらいでOKです。
着用機会の多い方は、着用シーズン中に1回ほど出したらいいと思います。
あまりに出しすぎると生地に負担が掛かり過ぎ、繊維の耐性が落ちるので良くありません。

また、石油系のクリーニングより非石油系の方が良いようです。石油系のものは、汚れを落とす効果と同時に生地も傷めてしまう可能性があるからです。
特に、良質のウール素材はクリーニング後の匂いが油っぽい匂いがする場合もあります。
ちょっとクリーニングの値段が上がりますが、長い目で見たら非石油系の方がお得かもしれません。
クリーニングに出しておけば、小さなホコリもキレイになくなりますし、汚れや湿気による虫食いやカビの予防にもなりますよ。


クリーニングから戻ってきて、クローゼットに保管する時、ハンガーは木製の厚手のモノに替えてください。
ハンガーが厚手なら型崩れが防げますし、木製なら適度に湿気が取れます。
着用シーズン中でもやっぱり木製のハンガーに吊るしたほうが良いと思います。

「めんどくせぇ~」と言って、クリーニングに出した時に付いてくる針金のハンガーで保管するのはアリエナイのでやめた方が良いです。再度着るとき、肩が変になってるに違いありません。
プラステックのモノも湿気を全く吸わないのであまり良くありません。

木製で、肩の部分に丸みがあり、前にカーブしていて肩幅に合う厚手のモノがベストですね。
100円ショップなどでも売ってありますので、自分のジャケットに合うハンガーを探してみてはいかがでしょうか。


クローゼットに入れ保管する際、防虫剤をポケットなどに入れ保管してください。出来れば紙や布などのカバーを掛ければ完璧です。
保管するからといってクローゼットの奥底に眠らせるのではなく、なるべく風通しのいいところに掛けるのもポイントです。
シーズンオフでも時々クローゼットから出して陰干ししてやるのも良いと思います。


また着用シーズンになりクローゼットから出して、保管中に知らない間にシワが付いていたという場合は、アイロンのスチームを当てるなどして伸ばしましょう。スチームの距離には気をつけてくださいね。
シワがヒドく、アイロンを掛ける場合は必ず当て布をして、温度に気をつけてアイロン掛けをして下さい。


ジャケットの保管の方法は、以上をご参考にされたら良いかと思いますが、保管の際より着用シーズン中の普段のメンテナンスの方が重要です。

決して大層なメンテナンスではなく、着用した後に必ずブラッシングしてやるということです。

毛足の長い密な豚毛のブラシを用いて、生地に直角に当て、毛足でホコリをかき出すように軽くブラッシング。
特に、髪の汚れ・フケの付きやすい肩部分や後襟部分は要チェック。あと袖口、裾先も忘れずに。
ウール、コットン、リネンと素材はいろいろありますが、レザー以外の素材なら日頃のメンテナンスはブラッシングでほぼOKでしょう。

着用前のブラッシングより着用後のブラッシングが効果的です。着用していた1日の汚れがその日のうちに落ちるし、クリーニングなどより生地へのダメージも断然少なく、ウール素材ならツヤも出ます。

もっとも、せっかくのテーラードジャケットがいつもホコリが付いていたり汚れまみれなのも考えモノですし、(意図的にデザインとして汚し染めしているモノなら別ですが)肩などにフケや汚れが溜まったジャケットを着てカッコ付けているヒトはセンス以前に神経状態もよく分かりません。


では、今日もカッコよくキメキメでファッションを楽しんでください。

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May 10, 2005

違い~パンツ?パンティー?

いきなり素朴な疑問だが
パンツとパンティーの違いはどこにあるのだろう?

お分かりだとは思うが、「パンツ」とは、いわゆるジーンズ、スラックスなどのズボンの「パンツ(--→)」の発音ではなく、「パンツ(↑-→)」の発音の下着のことである。

ちなみに、なぜズボンの事をパンツという様になったかというと、本来、ズボンの事を英語圏では「pants」というのが普通である。呼び方がただ世界標準になっただけである。
では、ズボンは?というと、フランス語の「jupon」が変化してズボンになったという和製仏語であるらしい。(今ではズボンが死語となってしまったが。)


さて、本題に戻って、「パンツ」と「パンティー」の違いである。
「パンツ」というと全然色気を感じないのだが、「パンティー」というとなにかセクシーさを感じる。

言葉上での「パンツ」と「パンティー」の違いは
一目瞭然「ツ」と「ティー」だ。

きっと、「ティー」という言葉の響きがエロさを醸し出すに間違いない。
特に「ィー(拗音)」はかなりの曲者のようだ。

「パンツ」の「ツ!」は言い切り形で発音が終わるのに対し、「パンティー」の「ティー」は口角が上がってエロ笑いしたような口の形になる。

例えば、
「いやん」と「いやぁーん」の発音の違い、「ダメだし」と「ダメだしぃー」の発音の違い、「会いたい」と「会いたぁーい」の発音の違い…
(書くとキリがなくなるのでこの辺で。)

やはり、曲者の様である。


言葉の響きでカワイくみせるこの手法をメールやチャットなどで女性が巧みに多様するとかなり効果的ではないかと推測する。

「です」を「ですぅー」、「どお?」を「どぉー?」、「ハート」を「はぁーと」…
(またしても書くとキリがなくなるのでこの辺で。)

男心をキッチリガッチリ鷲掴みである。


そう考えると、「パンティー」という言葉の響きにより、セクシャルでボディコンシャスな意味合いを込めて使うようだ。

男性が「パンティー」と認識するものでも、女性は「パンティー」という言葉はほぼ使わないようだ。
女性は普通「パンツ」や「ショーツ」と呼ぶ。
「パンティー」はセックスアピールとして男性に向けての言葉と思われる。


~少年よ。
  オネエさんは自分の履いている下着のことを
   「パンティー」とは決して言わないのだぞ。
  君らが履いている「ブリーフ」と同じく「パンツ」と呼ぶのだ。

  「いやぁん~パンティ見ちゃったのぉ?」
   とは言われることは一生ないぞ。
  「あっ!パンツ見ただろっ?」
   と言われるんだ。

  残念だったな。


セクシャルな意味合いでパンツとパンティーの違いを考えるとき
「パンツ」 → 履くもの
「パンティー」 → 脱がすもの(脱がされるもの)

また、
普通の男性がドキドキするのが「パンティー」。
ロリ系の男性がどきどきするのが「パンツ」(または「ぱんちゅ」)

…という違いとして認識もできるだろう。
(本当か?…未確認…)


結論を言うならば、「パンツ」と「パンティー」には物的には違いはなく、通常一般的には「パンツ」と呼び、セクシャルなイメージを伝えるときには「パンティー」と呼ぶ。ということになる。

これを「パンツ」と「パンティー」の違いと結論しよう。


追記であるが、
Tバックは「パンティー」の名に値するものだと考える。

語尾も後姿も「ティー」
になっているので。

…って今日はダジャレで締め!

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May 02, 2005

違い~ネックレス?ペンダント?

薄着になると特に胸元を飾るアクセントとして大活躍のペンダントやネックレスなのですが、実際、ペンダントとネックレスの違いって何でしょう?
同じモノの言い方が違うだけのようにも思えますし、違うモノのような気もします。


疑問に思っても、アクセサリー店の人に「違いってなんですか?」なんてなかなか聞けないですね。
特にシルバー好きの人にとっては今さらの事のようでまず聞けないですよね。


ペンダント(pendant)の語源は、pend(ぶら下げる)が語源とされているのが一般的で、凡そはペンダント本体(ペンダントヘッド)にチェーンや紐をつける装飾品とされています。

一方、ネックレスは首周りのチェーン部と胸元のトップ部が一体化したデザインになっている装飾品になります。

パールがつながったパールのネックレスとパールにチェーンが付いているパールのペンダントをイメージすると違いが分かりやすいと思います。


また、ウエアのファッションとのコーディネートは、レディースの場合、ゴージャスで大きく胸の開いたパーティードレスや式典などに着用するようなウエアにはネックレスを、シンプルなドレスやカジュアルドレスにはペンダントをといった使い分けが基本のようです。
また、メンズの場合は着用するものが殆どペンダントに当ると思いますが、言葉の定義に当てはまらないモノもあり、正直なところ、どのファッションにはどれって言いにくいです。

実際にアクセサリーショップやジュエリーショップに行って見ると、言葉上ではペンダントなのですがヘッドとチェーン一体売りのものやデザインチェーンが別売りだけどネックレスであったりとちょっと曖昧なものが多いのです。


言葉の定義として「ネックレス」「ペンダント」の区別はありますが、現実には「いや、これはペンダントだ!」「あれはネックレスだ!」などと厳密な区別が出来ないようです。

いい加減な結論になりますが、自分のファッションに合って、自分が気に入るものがあれば、それでどっちでもイイんじゃないかなと思います。


ちなみに「ペニス」は医学用語でラテン語のpenis(垂れ下がる意味の尻尾)からきているらしいです。
ペニスもペンダントも垂れ下がる・ぶら下がるという同じ意味の語源を持つ仲間ということになりますね。


「オレのはいつもガチガチ上向いてるよ#」


…って人はご立派ッス!

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April 28, 2005

「モテ」というキーワード

最近、雑誌などで「モテ」というキーワードを目にする事が多いですね。

「モテ」る男の「モテ」る服とか、「モテ」るヘアースタイル、「モテ」る靴、「モテ」る時計、挙句の果てには「モテ」るデジタルグッズまで!

「モテ」のキーワードを使えば、「坊主頭」が「モテ」る「ボウズ」とか「モテ」る「ベリーショート」に大変身!
そのうち「雪駄」も「モテ」る「ジャパニース・トラッド・サンダル」と呼ばれる日も遠くないでしょう(?)


何もメンズ向けのキーワードではなく、レディースに対しても「モテ」るファッション、「モテ」るメイクなどと使われているようです。

今季レディースで流行りの白ジャケットはその筆頭ではないかと思います。
顔写りが良くなる白という色に、極端に短くした着丈で脚長効果、ウエストの絞りをバストの下近くに持ってきてバストアップ効果、立てやすくした襟、華奢に見える腕周りなど、スタイルが良く見えるということでレディース達の心を鷲掴みにしているに違いないし、それをうまく着ていたら、きっとメンズの心も鷲掴みにできるに違いない女の武器的「モテ」アイテムな気がします。


レディースの白ジャケットの様に「モテ」アイテムには確かに創意工夫があるようです。
ちょっとした工夫や持っている(着用している)ことでのプレミアム感が「モテ」アイテムたるの秘訣のようです。


でも、時に「モテ」というキーワードが逆効果になる場合もあるんじゃないかと思います。

「モテ」アイテム買おうとした時、店員さんから「この人は「モテ」たいために「モテ」アイテムを買うんだ!」なんて思われるとシャク。
他人から「この人、「モテ」たいために「モテ」アイテムで固めて必死だな…」なんて思われるのもシャクに感じたりするかも。


ま、「モテ」れば、そんな深読みどうでも良くなるんでしょうケドねw


明日からゴールデンウィーク。
「モテ」アイテムを入手して(入手しに)
ゴールデンウィークを楽しみましょう!

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April 10, 2005

エロい人

かの日本語学者金田一氏がいうように、言葉というものはその時代を象徴するように変化するものです。(氏はエラい人です)

例えば「素敵」という言葉は、古いところで「ナウい」という言葉で表現され、やがて「トレンディー」に、そして「カワイイ」とか「イケメン」、「クール」などと変化してきたようです。
それがなんと、最近では「エロい」と表現になってきているようです。

じわり「エロい」志向】asahi.com ファッション記事


昨今のセレブ系「エレカジ」に代表されるように、男女ともにセクシーな匂いのするファッショントレンドに加え、日本人は外人並みのキレイなプロポーションになってきているし、成熟したオトナを指す「エロい」という表現は合っているかも知れません。

また、いろいろなモノへの嗜好性もやや欧米化してきているのではないかな?と思います。
確かに昔の人にくらべ、食についても濃厚なソースや熟成させたチーズやワインといったものを口にする機会が多くなっているでしょうし、空力デザインの車や滑らかなラインのデザインの家電の方が好まれてきているようです。

もちろん「エロい」の本来意味である性的なものについても、自分の好みが巨乳だ美乳だとか、クビレがどうのとか、(女性の場合だと胸板がどうだとか引き締まった尻筋とかチェックしてんのかな?)すでに言うようになっているので、もちろん「性的嗜好」=「エロい」になっていると思います(笑)


でも、街で女の子の「チョーエロい♪エロい人がいる~♪」
…なんて声を耳にしたら、ホントにエロいのか、カッコイイのか分かんないですよね。


まあ、いろんな意味で「エロい」って
強力な魅力ではあると思いますが…(笑)

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March 31, 2005

春の白シャツ

定番中の超定番「白シャツ」。wht_sht_01

「着るとちょっと気恥ずかしい」とか「何か似合わない気がする」なんて言って、白いシャツは着ないなぁっていう人もいる。

白シャツを着るとちょっと気恥ずかしい気がするのは分かる。

この気持ちはきっとガングロギャルが美白ビジンに変身する時ぐらいの気恥ずかしさかもしれない。
だけど敢えて、新しい季節「春」にピッタリのアイテムには「白シャツ」を挙げる。

白は新鮮、清潔、無垢を表す色だ。春の青空や芽吹いた草木の緑、咲き出した淡い花々とよく合う色だ。
寒い冬の重厚なダークな色の服を脱いで、「白シャツ」を風にはためかせると新鮮な季節の春を感じる。

きっと「白シャツ」には心にも春を感じさせるアイテムなのだろう。


たぶん誰でも多かれ少なかれ感じることだと思うけど、なぜか「白シャツ」を着ると似合わない気がする。

この気持ちはきっと、カッコ悪いのが分かりつつ半ボッキの隠れるダボパンを腰で履く少年の気持ちに似ているかもしれない。
だけど敢えて、似合わないと思う「白シャツ」を着る。


やっぱり春を感じたいから。


桜ももうすぐだ。


● MofM(man of moods) プリントシャツ

wht_sht_02シワ加工されたコットンブロードでつくった白シャツ
生地の裏にプリントされたパターンが生地の透け感でほんのり表から見える。

¥21,000


● Iroquois ブロードシャツ

wht_sht_03300双のキメの細かい生地の白シャツ。
シワ加工された透明感のある生地と断切始末処理が特徴。

¥14,500


● The Viridi-anne ブロードシャツ

wht_sht_04フロントを比翼にする事で凸凹をすべて取り除いた非常にシンプルかつプレーンな白シャツ。
後身頃には襟元~裾まで溝を付けたシームラインが走り、後姿が非常にシャープに見える。
¥19,950


● The Viridi-anne 2重シャツ

wht_sht_05前身頃のみ2重になったボタンダウンの白シャツ。
上下のボタンの留め方によって微妙なニュアンスの違いが楽しめる。

¥23,100


詳しくは「ROCKSTEADY HOME-PAGE」より
お問合せ・ご注文下さい。

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March 10, 2005

違いがわかる?

音楽系のヒトのファッションって特徴的なモノで、一目で音楽やってるヒトだ!って分かっちゃうワケなんですが、なかなか「PUNK」と「METAL」の区別が微妙に付きにくいでしょ。
でも、コレ(↓)をみると一目で区別出来るようになるでしょう!

キーマン・コラム・@nifty
ライブハウスの打ち上げで 今日もイモが飛ぶ/国枝まさみ氏
 【前編
 【後編

headphoneロック系の音楽を聴きまくっていて、パンクとニューウェーブ、ハードロックとメタル、スカコアとスカパンクの区別さえ的確に分かるヒトは、かなりの上級者と言えるでしょうけど、音楽は楽しむものですし、あまりジャンル分けを気にせずに楽しんだら良いのではとも思います。

今日はそんなカンジで…

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February 16, 2005

コーディネート

服のコーディネートが上手いとかコーディネートが良いとか言いますが、そもそも「コーディネート」って何のこと?っと言われると、ちょっと言葉ではウマく言い表せなくなることがありますよね。


辞書によると…

「コーディネート(coodinate) 同じ色や材料を組み合わせて全体を統一すること。調和させること。連携すること。」

…っということです。


そもそもの意味を基にすれば、同じ色(同系色)または同素材をうまく使い、着用している服全体に統一感があれば上手い(または良い)コーディネートということになりますね。


基本としては、各アイテムの色の系統(ダークカラー系,アースカラー系,パステルカラー系など)で揃えるとコーディネート全体にまとまりが出るはずです。

同じ系統の色での組み合わせでも、リネン・コットン・エステル・レザー、ニット・布帛などの素材の違いや染色・洗いの加工による風合いの違いでコーディネートを楽しむというのは、セレブでファッション上級のコーディネートだと思います。


全体の基本色を踏まえた上で、コーディネートの1~2アイテムぐらいに全く違う色を入れるとか、柄物を取り入れてコーディネートすると、遊び感やハズシ感を出るので、これもコーディネートの楽しみ方の1つだと思います。
また、凝った加工(切返しやダイイング、クラッシュやリペアなど)のあるアイテムを取り入れて遊び感、ハズシ感を出すのも良いと思います。


全身を沢山の色使いでコーディネートするというやり方もありますが、まとめるのは至難の業ですし、下手するとキッチュで子供っぽいファッションに陥りがちだと思います。

やたらとカラーバリエーションを増やそうとすると、必然的に同様品のタンス在庫も増やさないといけませんので、それだけ購入資金も必要になりますし、個人的にはあまり合理的なコーディネートとは思えません。


カラーや柄モノでよく取り入れられるのが古着ですが、古着には独特の風合いや着やすさ、今にないデザイン、歴史的価値、また価格の安さなどイイところが沢山ありますので、ファッションに対して感度の高い人でしたら、古着といえども、その良いエッセンスだけをうまく取り入れ、キレイに自分流のコーディネートが出来ると思います。


個人的に、上手い(良い)コーディネートの基準としているのは
「統一感」と「清潔感」。

「統一感」は以上で書いてきた色合いの統一感。
「清潔感」は感覚上の問題ですので、かなり説明が難しいですが、やはり、鮮度があり衛生的ということになるでしょうか。
埃や汚れが付いていたり、綻びていたり、さらには異臭がするような不衛生なのはまずありえないと言って良いでしょうね。


「清潔感」を出すためには、衛生的であると同時に、やはり素材やシルエットの良さということになるでしょうか。

良い素材を用いた服は何年経ってもその鮮度は良いものです。良い素材は高価ですが、着用期間が長くなるので、長い目で見るとコストはそんなに高くないと思います。

シルエットに関しては、やはりジャストが基本。服のサイズが上手く着れないヒトはちょっとイタイと思いますし(ちょっと辛口ですが…)、せっかく素材が良いのにシルエットの悪い服もイタイと思います。


一般に「見た目で中身を判断するな」とも言います。確かにそうと思える人は沢山います。
しかし、中身がイイのに外見でソンすることはないと思います。
(いい例かどうか分かりませんが、L社のH社長は何となくその点でソンして、R社のM社長はなんとなくトクしたような気がします。)

相手に対する情報が0の時は、まず見た目の第一印象が情報になってしまいますので、マイナスの情報を発信するのもいかがかなと思いますし、服を買うときも、わざわざお金を出して、キタない格好になるのもどうかと思いますよ。


…っとまあ、そんなワケで、「統一感」と「清潔感」をちょっとだけ頭の隅に入れてコーディネートやショッピングしてみてはいかがでしょうか?


では、今日はこの辺で~

コーディネートはコーデネートの講座でした~

(オチがサムっ!今まで苦労して書いたのがブチ壊しやっ!)

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January 12, 2005

誘惑

ふと気づいてみると、自分の周りに非常に「黒」が多いんです。
もちろん、当店のファッションも黒をベース色にしていますので、当然といえば当然なのですが、スタイルそのものが「黒の誘惑」に嵌っているなと思うことが多々あります。(ROCKSTEADYホームページやこのブログでさえ!)

「赤」「白」「黄色」「群青色」…といろんな色が存在していますが、黒という色は群を抜いてどんな色よりも強く、すべての色を押さえ込む色です。さらに光さえも吸収してしまう完璧な強さを持つ色です。

何色にも染まらない「純粋」というイメージを代表する色は「白」ですが、何色でも染められない色は「黒」で、そういう意味では「白」より純粋な色だし、最も単純な色なのかもしれません。それと同時にすべての色を否定する色かもしれません。
逆にすべての色を混ぜてしまうと「黒」になってしまいますので、どれよりも濁っていて混沌としている色かもしれません。


モードファッションにはよく黒が用いられています。
奇抜なデザインも黒の力で抑え込まれ、完璧なものとしてイメージされます。

確かに日常でも黒をベースに服のコーディネートを考えると、とても楽です。
黒で大まかなラインを作っておいて、あとは他のアイテムを付け足せばほぼOKです。
ジャケット・パンツを黒系にして、インナーにブラウンを持ってくる…インナーのニットとシューズを黒にしてパンツにジーンズを持ってくる…黒のセットアップにグレーのインナー…などなど。
黒が他の色を押さえてくれるので、多少手を抜いても(!?)まとまったコーディネートになります。

「黒」のコーディネートはキマる分、ファッションに携わる人からするとある意味「怠惰」な色かもしれません。古着でビビッドなカラーの同士をウマくコーディネートしているヒトを見かけると、「スゲェ~」と思ったりします。(多分、自分ではそのコーディネートで着ないと思いますが…っていうかそんなキャラじゃないし…)

何かとキマるという訳で、私の他にも「黒」の誘惑に嵌ってしまうヒトも多いのではないでしょうか?


さて、何かとキマる「黒」系のファッション、本当にキマるヒトってどんなヒトなんでしょう?

すべての色を押さえ込む「黒の魔力」に負けない中身を持つヒトではないかな?っと思います。
精神的にも肉体的にも沸き立つ強いエネルギーがあり、それを押さえ込むように黒のファッションで身を包む…
そんなヒトが似合いそうですね。


先日めでたく新成人となられ、初めて黒のスーツで身を固めた方々もおられると思いますが、そんな「黒」の似合うオトナになって欲しいなぁと思いつつ、遅れ馳せながら成人の日おめでとう!

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December 10, 2004

原型からの脱皮

クリスマスも近づいているのに、日中はあまり寒くないのでクリスマスという臨場感に欠ける気候なのですが、さすがに朝晩は冷え込んでいますね。

寒くなると服装も当然変わってくる訳で、流行やトレンドに敏感で、劇的変化が起きやすいのは女子高生世代。
数年前は女子高生の必需品のように取扱われてきたルーズソックスはすでに影を潜め、今や紺ハイソックスが主流になっているらしいですね。
紺のハイソックスは、ルーズソックスに比べるとちょっと知的で清楚なカンジがして、個人的には何だかヨロしいんトレンドじゃないかと思ったりします。

旧主流のルーズソックスっていうのは、もともとハンティング・スポーツのウエア・アイテムで、パンツの裾が沼地の草木に引っかからないようソックスに入れる事が出来るように考案されたアイテムなのです。
それがいつの間にか女子高生の目に留まって大流行ということらしいのですが、モノの起源や原型を探るとちょっと意外なモノに出くわしたりします。

そう考えると、現主流のハイソックスもそのうちハイソックスがどんどん長くなって、やがてタイツみたいになって、原型からかなり遠いものになって流行したりしそうな予感もしないでもないですが、みんなが80年代ツッパリ女子高生の様になってしまうとイヤだなぁと思ったりします(笑)。

時代や世相を背景に原型から脱皮するように変化しつづけ、やがてその起源から遠ざかってしまう…おおげさに言えば「進化」や「順応」という言葉になるのでしょうか?


話はちょっと変わりまして、普通「じょしこうせい」というと「女子高生」を指しますが、「女子校生」というのもあります。
「高」と「校」の違いなのですが、この表記だと年齢が限定されないということでアダルト向けのものに良く使用されているみたいです。
なるほど!ビデオ屋さんのは全部「女子校生」または「女子中●生」ですね~

これも順応のひとつでもあるんでしょうね。
(法の網の目を潜るともいいますが…)


…って、また話がだんだんシモの方になってきましたのでtissue1
とりあえずティッシュ置いときますね。


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December 05, 2004

やっと更新

こんにちは。ROCKSTEADY MASTERです。

最近、ブログを更新してないんじゃんとお思いの方もいらっしゃると思いますが、11月下旬より展示会の参加や買付、本HP「ROCKSTEADY HOME-PAGE」のリニューアルや更新などの処理をやっておりましたので、なかなかブログに手が回らない状態に陥ってしまっていました。…というのが更新していない言い訳です。
ネタ集め(?)に当ブログを巡回している方には大変申し訳ないっス。

ブログの代わりといってはナンですが、本HPの「EXHIBITION」のページで新しく取扱うブランドのご紹介もしております。
ご興味を持たれた方は、是非「ROCKSTEADY HOME-PAGE」をご訪問くださいませ。

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November 21, 2004

説明書

instruction.jpg普通わかると思うんだけど

絶対ネラってると思うゾ


ネタ元【FunPic

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November 13, 2004

カッコイイとは?(RELOADED)

動物、鳥、魚、昆虫、植物に至るまでオスの方が美しい姿をしています。生物界では、オスが美しいということは、メスを惹き付けるため必須条件で、自らの遺伝子を多くのメスに残すための手段でもあります。これを人間に置き換えれば、美しい姿をした男性に女性が集まるということになります。
このことに限っていうと

「女性を惹き付けることのできる男性の姿」
   =「カッコイイ」

ということになります。

もともとファッションの基本は男と女で、異性を惹き付けるための手段でした。全生物と同様にセクシャルアピールというものが元となっていたと思われるのですが、やがてファッションは進化し個性の表現としての地位を見出しています。セクシャリティはだんだん薄れ、今や「ファッションで何を訴えるか?」という個性のアピールに変わってきたようです。つまり、異性を惹き付けるためなのではなく、何を表現するかということに重点が置かれてきているようです。

ということは、現代においては、

「自己表現の出来るファッションをする」
   =「カッコイイ」

になるのではないでしょうか?

もちろん自己表現が出来るということは、
 ・表現のもととなる理念や信念があり、
 ・そのファッションが購入できる金銭的余裕
         (金銭的に成功した実績)もあり、
 ・ファッションを着こなすセンスも体格も備わっている
ということになりますから、
間違いなく「カッコイイ」人に該当すると思います。

「カッコイイ」人には必然的に惹かれますから、そのうち男性は「カッコイイ」人のようになりたいと思ったり、女性は「カッコイイ」パートナーを探します。ということは、話がまた元にもどり、「カッコイイ」ファッションをする男性に女性が集まり

「女性を惹き付けることのできる男性のファッション」
   =「カッコイイ」

という法則に回帰することになります。しかも現代のファッションは異性の女性ばかりか同性の男性までも惹き付ける(性的なニュアンスの有無に関わらず)ということになります。

しばしば「人を外見だけで判断するな」と言われます。それはそのとおりでしょう。しかし、外見を判断要素とすることは否定できないし、私たち自身、自己表現の一手段として外見を個性的に飾っていることも否定できません。人間の五感の中で視覚から脳への情報の伝達・処理量は、五感全体の約85%以上と言われますから、その情報の効果は絶大です。

ですから、中身も大事ですが見た目を「カッコイイ」ようにするのは何の問題もないはずです。「着れれば何でもいいや…ファッションなんてどうでもいいや」などとファッションを放棄してしまうと、まず周りからは、やはり「何でもいい人」「どうでもいい人」というイメージで捉えられますよ。

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November 05, 2004

付いてる

ごく当たり前のことなのですが、雑誌媒体に広告を出すと、お客様が増える。…なのだが、雑誌をみて来るお客様の多くは、商品を見るとき常連様の行動と明らかに違う。素材・ディテール・シルエットより、まず真っ先に値札を見ている。price_tag.jpg
どの商品でも…だ。
わざわざ値札を見るために店に来られるのは如何なものかとも思うぐらいの方もいるし。

もちろん限りある財布の中身だから、値段というのは大事な要素だけれども、ワタシとしては商品を見て欲しいですね。

買う・買わないは別にしても、せっかく店に来たのだから、商品を手に取って、触って、体に当ててみて、着た時のコーディネートを考えたり、その服を着るシチュエーションを考えたり、楽しんで欲しい。

もっと夢や想像を膨らませれば、ファッションのショッピングはもっと楽しくなるんじゃないかなと思う。
商品に付いている値札って、商品そのものとスタッフの対応や店の雰囲気、その商品を身に付けたときの付加価値を含む値段だと考えてるので、値札の金額分楽しんでイイと思うよ。
まじで。

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November 04, 2004

眉なし

巷で人気のBrytheをご存知でしょうか?
brythe.jpg
大きな頭に大きな目の人形で
以前パルコのCMで使われていたアレです!

70年代に限定で生産された人形で、あれこれ自分でカスタム出来るというファッショナブルな人形で、ここ最近になって復刻されるやいなやおシャレさん達に大人気!
カスタマイズされた自慢のBrytheをモデルに写真を撮ったり、Brythe用の服をデザインしたりと楽しみ方もカスタム型です。

一見、眉なしデコ頭の仮面顔のこの人形は素直にカワイイものと思えないかもしれませんが、知らない間にその魅力に引き込まれていく不思議なキャラクターです。
きっとそのどこか物憂い表情が世知がない世の中に生きる自分の心の憂鬱を理解してくれ、冷ややかな目線の先に希望の光が見えるような気がするからでしょうか?

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November 01, 2004

I LOVE JEANS

カジュアルの中心にジーンズを考える人もいるくらい
ジーンズはポピュラーなアイテムです。img212.jpg

そのポピュラーなアイテムのジーンズの洗濯について書いてみたいと思います。(時には、役立ちそうな事も書くでしょ)

その昔、ジーンズは作業着でした。(さかのぼる事、西部開拓時代になりますが…)それがやがてカジュアルウエアとしてのファッションアイテムへと変化し、今やカジュアルファッションになくてはならないぐらいのメインアイテムの地位にもなっています。

そのジーンズは、何の雑誌の影響なのか、某ゲーノー人の影響なのかよく分からないですが、いつからか「洗濯しない」のが常識になっているようです。

この事に関して、衣料品を扱う立場から
汚れたら洗ってください!
と声を大にして言います。

本来作業着だから洗わなくてもイイっていうんじゃなくて、当たり前のコトとして、
汚れた服は洗いましょう。

洗わないとどうなるか…

まず間違いなく
臭くなります。

本人は臭いが分かって耐えてるんでしょうが、周りは迷惑ですよね。
これは、繊維に付いた匂いの他、雑菌やカビが繁殖しているからです。

洗うと生地が傷むというヒトもいますが、それは逆で、洗わないと生地が弱くなります。
原因は汗や油の汚れです。酸性やアルカリ性の汗や油は生地の繊維を溶かしていきますし、雑菌類の繁殖の為の栄養分ともなり、最悪の場合繊維を食い破ります。また、汚れは太陽光線に含まれる紫外線や空気中の酸素などで変色や腐食を起こします。やがて、だんだん繊維の撚りが伸びてきて、繊維の1本1本が弱くなりますが、洗うと伸びきった生地の繊維を引き締め、結果的に生地を強くします。

「でも、洗ったら、色落ちするじゃん!」って気持ちは分かります。

しかし、インディゴ染めは本来色落ちする宿命の染色方法なのです。その宿命を受け入れつつ、カッコよく、キレイに色落ちさせていけばイイんじゃないでしょうか。

じゃあ、どうやって洗うのがBESTなんでしょう?

それは、汚れなどが極端にひどい場合を除き、水で手洗いと思います。
タライなどで、昔ながらの洗濯方法の手洗いで洗ってください。水洗いなら、色落ちも少ないし、匂いも納まり、見た目もキレイになります。
クラッシュやリペアの入ったジーンズは、特にこの洗濯方法がBESTでしょう。(ただし、リペアの素材によっては色移りする場合もありますので、一時時的に取り外す、その部分だけを洗わないなどして、注意して洗ってください。)

NON-WASHやONE-WASHのジーンズなどは、履いたままで洗うのが一番イイと思います。
股のヒゲや膝のハゲ具合が自分の体型どおりに付きますので、次第に自分型のUSED-WASHジーンズになり愛着感も増しますよ。

もし、洗濯機で洗う場合は、弱モード(手洗いモード)に設定し、表生地を守るために裏表をひっくり返してから洗うのとイイと思います。

汚れ具合によっては、水洗いだけでなく洗剤を使いたい場合も出てくると思います。
洗剤には、さまざまなモノがあり、それぞれについてあまりは詳しくないんですが、無添加の中性洗剤または石鹸がイイようです。ジーンズ専用の洗剤もあるようですが、結構高いですし、それに見合う効果と違いがあるかといわれると判断に困りますが、ジーンズのために悪いモノではないとは思いますよ。
ちなみに、漂白剤やら蛍光剤やら入っている洗剤もあります。
漂白剤や蛍光剤入りの洗剤は、早く色落ちさせたい場合や、シワをはっきり出したい場合などには有効ですので、
一概に避けた方がイイとも言い切れません。ケース・バイ・ケースで使用したらイイと思います。

とりあえず、ひどい汚れになる前に水洗いすれば十分なんじゃないでしょうか。

ワタクシのジーンズの洗濯法は?っというと、履いたままで一緒に風呂に入ります!ジーンズも体も洗えて一石二鳥ですね!

さて、洗い終わったら干すんですが、干す時は裏返して日陰に干しましょう。
なんで?って、ポケット部分が早く乾くのと、日焼けによる退色を避ける為です。デニムは生地が厚く乾きにくいので、生地が乾いたと思ったらポケット部分が湿ってる!って経験あるんじゃないでしょうか。
また、日陰に裏返して干すことで、紫外線による退色も防ぎます。
折り目が付かないように、折らずに真っ直ぐ伸ばした状態で干しましょう。ついでに上下逆さに干すと、ジーンズ自体の重量があるため、レングスの縮みが防げます。(洗濯の話から脱線しますが、ウールなどの素材のパンツもシワが付かないように保管したいときは上下逆さに吊るとイイですよ。)

乾燥機を使うのは、あまりオススメしません。
ドラムの回転で生地が傷むのと縮みがヒドイ場合があるからです。
縮める目的で乾燥機を使う場合も、縮み過ぎないように時どき乾燥機から出して縮み具合を確認してください。

加えて、ジーンズには綿以外による混紡素材を使ったモノもありますので、洗濯表示や素材の表示を確認することも忘れずに!

ジーンズに関しては、さまざまな情報が氾濫していますが、衣料・繊維・生地の常識で考えると、明らかに「非常識!」と思える情報もあります。
特に感じるのは、ジーンズの洗濯と(古着の)価格ですね。

先日、某雑誌の方と雑談でジーンズの洗濯の話になったとき、「ジーンズはよく洗うよ」って言うと、びっくりされてました。ファッション雑誌の方にもこの非常識が浸透しているとは恐るべし。
また、古着についても、モノ申したいコトが多々ありますので、またの機会で詳しく書かせて頂こうと思います。(けっこーワタクシ古着も好きなんですけどね)

っということで、結論ですが、ジーンズは色落ちしてナンボのモンです。

すでにUSED加工されたものも、履いて洗って、自分型のUSED加工にしてナンボですよ。

ジーンズを愛して着用しているヒトにだけ、
ジーンズは美しい色落ちで答えてくれる…

そんなモノなんですよ。

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